自伝的記憶と認知発達

上原 泉/UEHARA, Izumi

キーワード
  • 認知発達
  • 言語発達
  • 時間認識の発達

研究内容

■ 概要(背景・目的・内容)
乳幼児期の認知発達(物体や言語音の認知)と自伝的記憶の発達を検討してきた。具体的には言語音の認識に関する発達、物体への認知、自伝的記憶の内容に関する調査を行ってきた。言語発達に関しては、言語獲得過程について音韻的側面から年齢幅を広げた研究を院生と共同研究ですすめ、自伝的記憶については、時間認識も含め、年代差に焦点をあてた研究を院生と共同ですすめてきた。今後まとめていくことで、これらの内容をまとめ、これらがどういった関係性でどう発達していくのかを明らかにし、脳活動との関連、また教育分野への応用について考察できたらと考える。
■ 応用・将来展望
乳幼児期の認知発達(物体や言語音の認知)と自伝的記憶の生涯発達に関して新しい知見を提供できるよう、共同、単独での調査研究によりデータ収集と分析を続けていく。将来的には、乳幼児の言葉の音韻認知と単語習得、物体の認知の仕方、幼児期後期以降の時間認識と自伝的奥の発達に関する研究に発展させ、養育、教育実践へつながるよう、、また、AIでのこうした認知機能の可能性や脳との関連など、研究の幅を広げていきたい。
■ 活動実績
・日本理論心理学会、 理事、 2014.01-
・公益社団法人「日本心理学会」認定委員会委員、 委員、 2015.11-
・「認知心理学研究」編集委員、 委員、 2015.10-
・日本心理学会、 地域別代議員、 2015.06-2017.05
・日本心理学諸学会連合、 心理学検定局局員、 2017.01.01-

主要研究成果

・(英語)、 Izumi Uehara、 「Developmental changes in memory-related linguistic skills and their relationship to episodic recall in children.」、 PLoS ONE 、 10巻、(9)号、 2015.09
・上原 泉、 「メタ記憶の発達に関する考察―概観と展望―」、 東京外国語大学論集、 2011.07
・上原 泉、 「心的用語の理解と過去のエピソードの語りの発達的関係―縦断的な事例データによる予備的検討―」、 お茶の水女子大学人文科学研究、 第10巻巻、、111-121頁、 2014.03
・(日本語)、 上原 泉、 11章 子どもにとっての幼少期の思い出、 清水 由紀・林 創、 『他者とかかわる心の発達心理学』、 金子書房、 2012.03
・UEHARA Izumi、 「Left-Right and Up-Down Mirror Image Confusion in 4-, 5- and 6-Year-Olds.」、 Psychology、 2013.10
・(日本語)、 屋沢 萌・上原 泉・御領 謙、 「想起内容とその感情的側面からみた高齢者の自伝的記憶」、 認知心理学研究、 14巻、2号、57-67頁、 2017.02
研究者情報
生活科学部 心理学科 人間文化創成科学研究科人間発達科学専攻心理学コース
【連絡先】 / TEL: / FAX:
【専門分野】 実験心理学, 教育心理学

2020年5月20日 にアップロード